楽しさいっぱいのレンタカー
月次目標の指示、販促活動の指示・特売商品の設定と店員に対する意識づけ・接客技術、商品展示技術の指導・育成活動・現金管理、釣銭管理、起伝業務・月末事務処理等具体的に1日のスケジュールを時間の流れに従って確認していくと図表54のとおりである。
売れ筋商品をしっかりとらえ&カー用品の中でもタイヤ、ホイール、GT用品などのカテゴリーの中でよく売れている商品とそうでない商品がある。
どんなシリーズのどのタイプの商品をどれだけラインナップするかが品揃えになるが、その際により売れる商品を品揃えしたほうがよいことはいうまでもない。
また、よく売れる商品を売れ筋商品といい、売れ行きの悪い商品を死に筋商品という。
そこでよく売れる商品を把握する具体的な方法としてABC分析という手法がある。
ABC分析とは各商品単品ごとに売上高を分析するもので、一般に全体の3割く鎮らいの商品群で売上高の7割をカバーする傾向がある。
このことから次のようなグループ分けをする。
Aグループ売上高の70%を占める商品アイテム群(売れ筋商品)Bグループ売上高の25%を占める商品アイテム群(要検討商品)Cグループ売上高の5%を占める商品アイテム群(死に筋商品)また、ABC分析は次のようなパレート図を作成して進める。
まず販売実績を商品ごとに売上高順位に基づいて整理する。
この場合、売上高の大きい商品から順に並べていくことになるが、同時に累計売上高を求める。
整理した実績を図表5−5のとおりグラフ化するが、グラフの縦軸に売上高をとり、横軸に各単品ごとの「商品名」を売上高順位に基づいて並べていく。
売上高の図示は、累計の売上高で行い、これをパレート曲線という。
また、商品別の売上高の累計高をグラフ化したのがパレート図である。
このことから商品管理においてAグループの商品は重点商品であるから、図表5−5商品別実績のパレート図商品累計売上高、1週間か10日ごとの割合で管理し、在庫が増えないように注意することである。
さらに、Cグループの商品は原則として売場から外して新商品と入れ替えていく商品群である。
しかし、商品には必ず商品のライフサイクルがあり、この商品はいま成長期なのか、成熟期なのか、衰退期なのかを見極めていくことが重要である。
・とことんこだわるプロショップ。
新潟にあるAショップには、「我々はタイヤのプロ、技術力では負けない」という社長がいる。
35坪のピットに、埋め込み式のリフト、サイドスリップテスタ、スピードテスタ、アライメントテスタ、チェンジャー5台、バランサー4台、タイヤウォーマ、タイヤドレッサーなど、ドイツ製の機器だけで11台ある。
機器だけで8,000万円以上かかっている。
ドイツ製の機械は仕事の仕上がりがよいということである。
整備料金は高くなるが、アライメント調整の場合、実際に社長が5〜6km走ってみて、不具合箇所やクルマのクセをつかんでから作業に入るのである。
作業中もステアリングの曲がり、遊びまで16項目をチェック、何回も試乗しながら車、タイヤ、ホイールが本当にぴったりとマッチングするまで5〜6回調整し、そのうえで今度はお客に実際に乗ってもらって。
Kとなって作こだわりがあるのではないだろうか。
初めてのお客はたいていびっくりするだろう。
何もそこまでやらなくてもと思うだろう。
しかし、お客の安全を第一に考えてやっていることを知った場合はむしろ感動し、必ずやここのファンになるだろう。
「安全」にはこだわりすぎることはないように思える。
むしろ、「安全」に対する徹底したサービスがお客の心をとらえ、リピーターとして戻ってくるのではないだろうか。
一人一人のお客に対して、それぞれのクルマを運転する身になってこだわることはCS(カスタマー・サテイスフアクション;顧客満足)の実践につながるものである。
・四駆専門でマニア層柵北海道旭川市にあるBカー用品ショップは、4WDブームに乗って順調に売上を伸ばしている。
北海道はタイヤが売れる時期は春と秋だけで、競争する時期が一緒だから値段も下がるという状況にある。
したがって、Bカー用品ショップでは、販売拡大策として15年前から4WDを取り扱うようになったのである。
現在ではRV用も含めて全体のタイヤの売上のうち40%が4WDであり、残り20%がPC、30%がTB、10%が。
Rとなっている。
また、月に7〜8台、年に100台ぐらいの改造も実施している。
主な改造内容は車高を低くするといったものだが、もちろん車検。
Kの範囲内での作業である。
そして、きわめつけはキャンピングカー用ベッドの改造キット販売である。
家具屋とタイアップして製作し、商標登録もしている。
しかし、マニア層が多いので、絶えず本州方面に出張し、これから何が流行するかのトレンドチェックを行っているという。
繁盛店の条件の1つとして、客層の絞り込みがあげられる。
つまり、特定のターケットの層に合わせた店づくり、品揃え、サービスを展開することによって、他店との差別化(コア・コンピタンス)をしていくのである。
特定分野において地域ナンバーワンになればよいのである。
事実、この店の店長も、「競合店の存在はまったく気にならない」と語っている。
個性的な接客サービスの展開・お客は舞台を見る観客と位置づけ&神奈川県横浜市にあるCカー用品ショップでは、ファミリー層が来店客の中心である。
敷地は340坪、ピット3レーンで、従業員は8名、アルバイト4名で平均年齢は25〜26歳である。
平日の来店客が40〜50人、土日で100〜120人ぐらいである。
朝のミーティングを毎日10〜15分、夕礼は8時30分ごろから10分ほど、その日の反省などを行う。
あとは月初めと月間にスタッフミーテイングを1時間から1時間半かけてやっている。
店長は、「ショールームにしてもピットにしても我々にとっては『舞台』だと思うんですよ。
その舞台で我々がどう『演技』するかを、お客さんはよく見てるんだと思いますよ」と話している。
この考え方を店長クラスが持っていれば、そしてそれを部下に伝えていればたいていの店は繁盛店になるだろう。
お客はすべてを見ているのである。
ディズニーランドで味わう、心地よいサービスも体験しているし、高級レストランでの上質なサービスももちろんである。
そのようなお客に中途半端な接客サービスでは勝負にならない。
心からの誠意がなければ、店全体の活気は生まれてこないのである。
接客サービスでお客にアールできる店づくG激戦区東京で3店舗を持ち、年商8億円、従業員12名というD店では、PCタイヤが中心である。
E社長は「うちのような乗用車専門の店は固定客といっても、一度タイヤを買ってくれたら4〜5年は間があきますから、実際はほとんどがフリーのお客さんという感覚でやらないとダメですね。
確かに次にタイヤを買うときにも来てくれるように努力しますが、それはおまけと思ったほうがいい。
だからそのときに売らなかったら永久に来てくれないという気持ちで商売(=接客)をしなくちゃいけないと思っています」と語っている。
食料品などとは違い、タイヤは毎日欲しいものではない。
しかし、一度買ってもらったら、またあの店で買いたいと思わせる気分にさせなくてはならないのである。
そのためには店舗コンセプト(=お客に対して訴える力)が、店のターケットとしている客層に対して伝わっているかどうかが重要である。
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